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ゆとりの法則

ゆとり世代の筆者が社会人向けに、自身の実践する友達との遊び方をプレゼンツ。

大のゲーム好きが「有吉ぃぃeeeee!」を見た感想と、ゲーム産業の展望について

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こんにちは。Hamataroです。今回は普段の投稿とは少し毛色が違い、テレビ番組を見た感想について、いろいろと書き連ねてみたいと思います。

 

「有吉ぃぃeeeee!」とは?

今回取り上げる「有吉ぃぃeeeee!」という番組は、TV東京で毎週日曜22時からやっている番組で、基本的なコンセプトは芸能人が毎週ゲストのお家にいってみんなでゲームをするという番組です。有吉さんはじめ、レギュラーはそれなりにゲームを嗜んでいる方が多いみたいで、毎週異なるタイトルを、様々なゲストの家で遊ぶ様子が放送されています。

日曜の22時とはいえ、ある程度ちゃんとした時間帯にゲームをテーマにした番組が見れることは今までほとんどなかったので、ゲーム好きとしてはとても嬉しく、なるべく毎週チェックするようにしています。

 

ゲームの新しい遊び方の提案としての「有吉ぃぃeeeee!」

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オンライン対戦を使うとみんなで遊べる。

番組内では基本的には毎週異なるゲームをプレイしているのですが、個人的に面白いと思ったのは、中にはもともと大人数で遊ぶためのゲームでないものもあったり、ゲストにあまりゲームが得意ではない人もいたりするところ。

例えば「Dragonball Fighterz」などは典型で、基本的には1対1の対戦格闘ゲームです。ではそれをどうやって経験値もバラバラなみんなで楽しく遊ぶのかというと、キモになるのはオンライン対戦です。

例えば、まずはみんなでトーナメントの様に1対1で対戦をして、勝者がオンラインの猛者に挑むといった遊び方。負けた側も一緒に応援できるので、みんなで楽しむことができます。そもそも練習をせずにみんな初見で遊べば、経験の差も少なくなるのでなおよいと思もいます。

また、Winning Elevenのような多人数で遊べるゲームであれば、うまい人と下手な人が協力してオンラインの敵と遊ぶこともできます。仲間内だけだと経験の差によって一方的な展開になってしまい、片方がすぐ飽きてしまうことがよくありますが、オンラインで共通の敵を仮想することによって、お互いに楽しく遊べます。

またこれはゲーム実況という文化が浸透してきたからという面もありますが、別に自分がゲームをしていなくても、見るだけで楽しいという人も一定割合存在します。なのでメンバーの数が必要なプレイヤー数を上回ってしまっても、最近では交代しながらでも十分楽しかったりします。

そういったゲームの新しい遊び方、とくに大人数での新しい遊び方を提案しているという点で、個人的にはとても参考になる部分が多く、それだけでも観てよかったなと思っています。

 

ゲストはもう少しゲーマーをチョイスしたほうが

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意外にゲーマー。てか部屋きたない。

先ほど、オンライン対戦を使うことで、経験の差に依らずみんなで楽しめる遊び方をしていると話しましたが、とはいえ番組的にはもう少しゲームの上手い人を連れてきてもいいのかなとも思います。あまりにも下手だとみていてもつまらないときもありますし、意外な人がめちゃくちゃうまいゲーマーだったりしたらとても面白いと思います。

基本的にはやはり旬のタレントさんなどが起用されるので、ある程度は仕方がないことなのでしょう。ただ、有名な芸能人の中にも、すごいゲーマーの方などはもっといると思います。ただその方のイメージ上NGがでるのかもしれません(アイドルやモデル、俳優など)。

しかしゲーム好きとしては案外いろんな人がゲームをやっている、というのがわかるのはとても嬉しいことですし、ゲームという趣味が市民権を得ることにもつながるのかなと感じています。

 

というかゲームより芸能人のお家探訪が面白い

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おぉ~このちょっとした庭が、空間に明るさと奥行きを与えているんですねぇ~

と、いろいろ番組のことについて語ってきましたが、実は個人的にこの番組の一番の見どころだと思っているのは、毎回訪問するゲストのお宅紹介(笑)。個人的にインテリアが好きなこともあり、芸能人が一体どんなライフスタイルを送っているのかは見ていてとても面白いです。

番組的にはそこはあまりフィーチャーされていませんが、もっと渡辺篤史さんばりに紹介してもおもしろいかなと思います。というか番組の半分くらいそうしてほしい(笑)過去の放送でいうと、パンサーの緒方さんやダレノガレ明美さんの家は、インテリアにもこだわりがあって見ていて面白かったです。

あとは毎度お家に訪問する前に、周辺のお店で適当に総菜や食べ物を買っていく感じも好きです。実際に自分の家でゲームをやるときにも参考になる。

 

家でみんなでゲーム、が市民権を得る日

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ほもるーでんす

以上番組を見て感じたことを色々と書いてみました。最後に一つ思うのは、この番組を通じて、もっと家でみんなでゲーム、が広まってほしいなということと、おそらくそうなるだろうということです。

そうなるだろう、とはどういうことかというと、これは個人的な推測ですが、中長期的にみて世の中ではどんどんと労働時間が短くなっていき、それに伴い各々が余暇をどう過ごすか、ということを以前よりずっとよく考えないといけなくなるだろうと考えています。詳細な議論はここでは省きますが、そして仮にそうなったとき、どうやって人と集まって有意義な時間を過ごすかということがもっと中心的な問題となるだろうと思います。

その時に、ゲームでみんなで遊ぶ、というのは有力な選択肢なのかなと思います(もちろんゲームだけではないとおもいますが)。ゲームというのは子供っぽいというイメージが付きまとい敬遠されるのも事実ですが、この辺りは最近のe-sportsの動きなどを見ていると変わっていきそうな気もしています。

かつてかの歴史学者ホイジンガが、ホモ・ルーデンス=人間の本質は遊ぶことにある、と述べたようなことが、もっと見直される時代が近いうちに来るような気がしています。そしてこの番組がその端緒だったと言われるような日が来るといいなと個人的には思います。それではまた。