【超シンプルな麻雀入門 No.1】麻雀牌の種類について
こんにちは。hamataroです。本エントリでは、麻雀を覚えたいという方向けに、麻雀のルールの覚え方をなるべく簡潔かつ図で分かりやすく紹介していきます。
今回は一番最初の、そもそも麻雀とはどういうゲームか、そしてそのメインの道具である麻雀牌について理解してもらうことを目指していきます!
そもそも麻雀はどういうゲーム?
麻雀は基本的には4人で行うゲームで麻雀牌と呼ばれる道具を使います。元々は中国発祥のゲームですが、中華圏の国だけでなく、日本やアメリカなど意外と色んな国で遊ばれています(ルールが微妙に違う)。
ギャンブルというイメージが強いですが、お金をかけない「競技」としての麻雀ももちろん存在します。最近ではMリーグと呼ばれるプロリーグも発足し、各企業のスポンサーを受けたプロも存在します。
麻雀牌について
今回はルールに入る前の大前提である、麻雀牌について解説します。トランプに例えて言うと、まずどのようなカードの種類があるかを知ろうということです。
麻雀牌はまず大きく下記の2種類に分かれます。
- 数字の書かれた数牌(かずはい)と
- 漢字一文字が書かれた字牌(じはい)
そして数牌については、さらに下記の3種類に分かれます。
- 萬子(マンズ。漢字の読みそのまま。基本赤色)
- 筒子(ピンズ。丸いピンみたいだからピンズで覚えよう。基本青色)
- 索子(ソウズ。索は竹を表す。見た目が竹っぽくて基本緑色)
そして、萬子・筒子・索子にはそれぞれ1-9までの種類があります(例えば萬子の5や筒子の7など)。萬子なら書いてある漢字、筒子と索子はそれぞれ書いてある丸の数と竹の数を数えると、その数字がわかります。この辺りはまさにトランプと考え方は同じです(クラブの5とかハートの1のように)。
ただトランプと違うのは、完全に同一の牌がそれぞれ4枚ずつあるという点です。例えば、萬子の1は4枚(麻雀では個ではなく枚と数えることが多い)ずつありますし、同様に索子の5ももちろん4枚ずつあります。逆にトランプはダイヤのエースは1枚しかないですよね。
そして字牌については、さらに風牌(かぜはい。方角を表すから)と三元牌(さんげんぱい。3種類あるから)の2種類に分かれます。
- 風牌:東南西北の4種類の牌を指す。日本語の「とうざいなんぼく」と順番が違うのに注意。また、それぞれ「トン、ナン、シャー、ペー」と呼ぶ。
- 三元牌:白發中の3種類の牌を指す。それぞれ「ハク、ハツ、チュン」と呼ぶ。
これも数牌と同様に、同じ牌がそれぞれ4枚ずつあります(東は4枚あるし、中も4枚ある)。
数牌は合計で、(萬子が1-9の9種類×同一の4枚)+(筒子が1-9の9種類×同一の4枚)+(索子が1-9の9種類×同一の4枚)すなわち、9×4×3=108枚となり、
字牌は合計で、(東南西北の4種類×同一の4枚)+(白發中の3種類×同一の4枚)=4×4+3×4=28枚となります。
そして麻雀はこの合計の、108+28=136枚を使って遊ぶゲームになります。
今回のおさらい
- 麻雀牌には数牌と字牌があり、それぞれさらに萬子・筒子・索子と、風牌・三元牌に分かれる。
- 萬子・筒子・索子には1-9までの数字がある。
- 風牌は東南西北、三元牌は白發中という牌がある。
- それぞれの牌は同一のものが4枚ずつあり、合計136枚でゲームを行う。
以上まずは麻雀牌の基本についてでした。次回はさっそく麻雀のルールについて入っていきたいと思います!
第2回はこちら。