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ゆとりの法則

ゆとり世代の筆者が社会人向けに、自身の実践する友達との遊び方をプレゼンツ。

【超シンプルな麻雀入門 No.2】麻雀の勝ち方(あがり方)の基本

こんにちは。hamataroです。本エントリでは、麻雀を覚えたいという方向けに、麻雀のルールの覚え方をなるべく簡潔かつ図で分かりやすく紹介していきます。

第1回の前回は基本の基本である麻雀牌の種類について紹介しましたが、第2回の今回はようやくルール自体の理解に入っていきたいと思います!

 

勝つために必要な牌の組み合わせ

麻雀では、常に手元に13枚の手牌(てはい)を持ちます。各プレイヤーは毎ターン順番に、牌の山から1枚を手牌に加え、その中から要らないものを1枚捨てます。

そして勝負に勝つには、最終的に3枚セット×4つ+2枚セット×1つの、合計14枚の牌を、決められたルールに沿って完成させる必要があります。

ここでいう3枚セットのことを「面子(メンツ)」といいます。よくメンツが足りないとかいうときに使うあれです。そして、2枚セットのことを雀頭(じゃんとう)」もしくはよく「アタマ」と言います。雀頭は必ず同じ種類の牌×2枚でなければなりません。

つまり、この4面子1雀頭を完成させることが、麻雀を遊ぶ上での基本的な目標となります。

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4面子1雀頭の色々なパターン

 

そして、面子はもちろんばらばらの3枚ではだめで、以下の3つのいずれかのパターンの組み合わせになっていなければなりません。

  • 順子(シュンツ):数牌のみ可能な組み合わせで、123や678など、数字が階段状になっているもの。字牌には存在しない。ちなみに、912など数字が一周する場合は除く。
  • 刻子(コーツ):全く同じ牌を3つ揃えたもの。
  • 槓子(カンツ):全く同じ牌を4つ揃えたもの。槓子の場合は、1つの面子で4枚を使ってしまい、14枚では牌が足りなくなってしまうので、完成した場合は「カン」と発声し、王牌と呼ばれる山から1枚追加で牌を引くことになる(詳細は次回以降解説)。

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順子・刻子槓子

 

勝ち方(あがり方)の2パターン

上記のルールに沿って、プレイヤーの中で一番最初に4面子+1雀頭を完成させると、勝負に勝つことができます。麻雀ではこの勝負に勝つことを和了(ホーラ)と呼びますが、普通はよく「あがり」もしくは「あがる」といいます。

このあがり方には大きく2つのパターンがあります。

  • ツモ(自摸:最後の一枚を自分で引いてきて完成させることをツモと呼びます。
  • ロン:麻雀では最後の一枚を他人が捨てた牌で完成させることもでき、これをロンと呼びます。

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ツモゥ

 

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ロゥゥゥン

 

点のやり取り

あがることができると、手牌に応じて点数がもらえます。麻雀ではお互いに点数を点棒(てんぼう)として持ち、あがった人は他のプレイヤーからその点棒をもらうことができます。

ちなみにツモの場合は自分を除く3人から点棒がもらえ、ロンの場合は最後の牌(あがり牌)を出した人から点棒がもらえます。具体的な点数の計算方法については次回以降紹介します。

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ツモの点棒やりとり

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ロンの点棒やりとり

 

今回のおさらい

  • 麻雀では「4面子1雀頭を最も早く完成させた人が勝負に勝つ=「あがる」ことができる
  • あがり方には自分の引いた牌で完成させる「ツモ」と、他人の捨てた牌で完成させる「ロン」の2パターンがある
  • あがると他のプレイヤーから「点棒」がもらえる。ツモの場合は全員から、ロンの場合は捨て牌を出したプレイヤーからもらえる。

 

以上、今回は麻雀の勝ち方(あがり方)について解説しましたが、今回は基本的な部分のみについての説明だったので次回はもう少し詳しくこの「あがり方」について紹介したいと思います。

 第3回はこちら。